虫歯治療
当院の虫歯治療の特徴

風邪と違い、虫歯は自然治癒しません。初期であれば小さく削って白い詰め物で対応できますが、進行すると神経の治療が必要になります。神経を取ると歯の寿命が短くなるため、当院では可能な限り歯を残す治療を心がけています。
また、虫歯が進行して神経が死んでしまうと痛みを感じなくなりますが、これは治ったわけではありません。歯根の先端で細菌感染が起きており、免疫力が下がったときに腫れや激しい痛みが生じることがあります。
神経の治療は最初の1回目が長期的な予後を大きく左右します。当院ではマイクロスコープやサージカルルーペを使用し、丁寧に処置を行います。虫歯がさらに進行した場合でも、特殊な処置で歯を残せるケースがありますので、まずはご相談ください。
当院の痛みに対する配慮について
虫歯の治療時に限らず、痛みに関しての配慮は最大限に行っております。
髪の毛ほどの細さの針を用いて、サージカルルーペを用いてゆっくりと圧力がかからないように注入していきます。
*当医院では感染予防のため、滅菌のできない電動麻酔注射器は導入しておりません。
虫歯について

虫歯とは
虫歯病原菌(ミュータンス菌など)が口の中の糖を利用して「酸」を作ります。
その酸によって歯の表面が溶かされていく病気です。
虫歯は自然治癒で元の歯の状態に戻ることはありません。そのため、虫歯病原菌に侵された部分を取り除いたり、溶けた部分を詰めたり、かぶせ物をしたりして治療します。
虫歯の原因
歯磨きが不十分であることが多いです。
歯磨きは子供の頃から行っているので簡単だと思い込むことが多いのですが、意外と難しいです。
また、デンタルフロスの使用も重要です。
フロスの重要性に関しては、アメリカの歯周病学会が1998年に発表したキャッチコピーに「Floss or Die(フロス オア ダイ)」というものがあります。「フロスをしますか、それとも死にますか?」という意味です。
歯磨きのみでは汚れの60%程度しか落とせません。また虫歯になると大きく削らなくてはいけなくなる歯の隣接面(歯と歯の間)はフロスでしか汚れを落とせません。1日1回(夜の歯磨き前)の5分のフロスで歯の寿命は大きく変わってきます。一生自分の歯で美味しい食事と取るために1日1回のフロス習慣を身に付けましょう!!
虫歯の進行とそれぞれの
治療法について
虫歯の段階(C1~C4)により治療法が異なります。
C1:エナメル質内の虫歯
歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階の虫歯です。痛みがなく、ついつい放っておきがちです。虫歯の部分だけを正確に治療し合成樹脂(レジン)を充填します。
部位によっては1回で処置が終わる事も多いです。

C2:象牙質に達した虫歯
エナメル質の内側の象牙質に虫歯が達したものです。
象牙質はエナメル質より軟らかい組織なので、虫歯の進み方が早くなります。 C1 と同様に合成樹脂(レジン)を充填するか、範囲が大きい場合は削ったあとに歯型を取り、金属やセラミックの詰め物(インレー)を作り、欠損部を修復します。
多くの場合では神経が残せますので、この段階で治療を行いましょう!

C3:歯髄(神経)に達した虫歯
細菌感染が象牙質の内側の歯髄(歯の内部の神経)にまで達した状態の虫歯です。冷たいものがしみる、熱いものがしみる、なにもしないでも痛い等の症状があります。
基本的には神経を取り除く必要があります(状況によっては神経を残せる場合もあります)。

C4:歯質が失われた虫歯
虫歯が進行して、歯根のみになってしまった状態です。
神経は死んでしまい痛みのない状態です。
歯肉や骨の下まで進行している場合には抜歯が必要になる場合もありますが、特殊な処置により残せる場合もあります。

失ってしまった歯を
補う治療

歯を失ってしまう…
- 食事に障害がでる
- 見た目が良くない
- 発音障害が生じる
- 嚙み合わせが悪くなる
- 歯並びが悪くなる
美味しく楽しい食事を楽しんでもらいたいと考えていますので、失った歯を補っていきましょう。
失った歯を補う治療方法
失った歯を補うには3通りの方法があります。
それぞれ利点欠点がありますので、相談して方針を決めていきましょう。
入れ歯
入れ歯には大きく2種類あります。部分入れ歯は残っている歯に留め具を引っかけて固定するタイプで、総義歯は歯が一本もない場合に歯肉の上に乗せて使うタイプです。
メリット
・保険内であれば比較的安い
・あらゆる欠損に対応可能
・入れ歯で回復できる咬む力には限界があります。自分の歯と比較した場合、部分入れ歯で約35%、総義歯で約10%程度の咬む能力の回復にとどまります。

ブリッジ
失った歯の両側(例外もあります)の歯を削り、橋渡しのようにして歯を補う。
メリット
・固定式であり、違和感が少ない
・自分の歯と比較して80%程度の咬む能力が回復できる

インプラント
歯を失った部位に人工歯根を埋入し、被せ物や入れ歯を固定して噛み合わせの回復を行います。
メリット
・周りの歯に負担を与えないため、隣在歯の寿命を伸ばせる
・自分の歯と比較して約80%の咬む能力が回復できる
・違和感が少ない
・見た目が自然
